10月16日(木)にふれあい福寿会館にて開催されました
岐阜県小児保健協会の総会に参加しました。
この会は小児科医、歯科医、看護師、助産師、栄養士、歯科衛生士、保育士、そして薬剤師と様々な職種の方が集まり、子供たちがより健康で、安全に生活をするにはどうしたら良いかについて考える会です。
今回私はお子さんに処方されるお薬の中で外用薬をしっかり使うことができれば
病気を早く治すことができ、それによってお子さんの負担も減ると考えたため、
『お薬手帳を使用した小児への外用薬の適正使用の取り組み』というテーマで
点耳薬、点鼻薬、点眼薬の使用方法やより安全に使用するための方法、
使用の際の注意点などについて発表しました。
その中で紹介をしたのが『グー点眼法』です。
お子さんに目薬を点す時に、「子供が動いてジッとしてくれないので大変!」
という保護者の方に紹介しています。
または大人の方でも目薬の先端がまつ毛についてしまうことで、目薬に細菌が
入ってしまうことがあるので、それを予防する時にも使用できる方法です。
発表時間の10分が想像していた以上に短かったこともあり、焦りながら
グー点眼法を紹介してしまったのですが、発表後保育士をされている方に
個人的に話し掛けられ「グー点眼法をもう一度教えて下さい」と言われました。
私の話を真剣に聴いて下さったことが分かり、とても嬉しかったです。
また小児科の先生からは「良い取り組みですね。これからも続けてください」と言われ、
今後の業務でも続けて行こうと決意しました!
午後からは引き続いて開催されていました「岐阜県こどもの健康を考えるつどい」にも
参加し、『こどもの事故を予防するためには』といったテーマの講演を聴きました。
この講演では改めて次のことがとても印象に残りました。
3歳くらいまでの子供は転倒、落下、やけどによる事故を起こすことが非常に多い。
保護者が子供を見張るにも限界があるため、防止するためには落下しそうな部分に柵を
取り付ける、子供が触って危険な物は手の届かない所に置くなどの対策うとらないといけない。
私のいる店舗は小さいお子さんがたくさん来局されるため、お子さんにとって危険なものが
店舗内のどこにあるかを考え、お子さんやその保護者の方が安心してお薬をもらうことができる
スペースを作らないといけないと思いました。
また4歳くらいまでの子は巨峰やミニトマトを丸呑みしてのどに詰まらせ、結果窒息死をすることも
あるため、『4歳までは、4cm径の物は、4分割する』 ということが大事と言われました。
数日前に2歳の甥っ子が私の家で大きなミニトマトを食べていたことを思い出し、ドキッとしました。
今回この会では、普段の業務のことだけでなく、将来子育てをする立場になった時に
参考にしていきたいことをたくさん学ぶことができたので、参加できて本当に良かったです。
by 背番号27